Musicality and Identity

ルッカ・バリッキが、競技会の審査員に対して、ダンスのMusicality(音楽性)とIdentity(識別)をどのように審査するかについてレクチャーしています。

Musicalityというのは直訳すると音楽性ですが、ルッカはレクチャーの中で音楽的な動きと、そうでない動きを比較してデモしていますので、わかりやすいと思います。

Identityというのはぴったり合う日本語がいま思いつかないのですが、説明的にいうならば、音楽がかかっていなくても、ワルツらしさ、タンゴらしさ、フォックストロットらしさ、クイックステップらしさ、ヴィーニーズワルツらしさを、ダンサーが表現できているかということです。

音楽性に関してこれほど丁寧に説明しているレクチャーは記憶にないので、何回も見る価値はあると思います。

現在ルッカの説明をまとめて和訳して動画の下に表示しています。(未完了)

またYouTubeを開き、動画の下の「もっと見る」をクリックすると出てくる説明には、00:35などの時間表示をクリックするとそこにジャンプしますので、そちらもご利用ください。




First Aspect:Musicality
第一の側面:音楽性

00:35
What makes a dancer musical?
なにがダンサーを音楽的にさせるのか?
I believe a dancer must have ability to use his body, to use his emotion, to express every aspect of the music.
私は、ダンサーは自分のボディを使い、自分の感情を使い、音楽のすべての側面を表現する能力を持たなければならないと考えています。
So a dancer can choose to be a slave of the music, and therefore totally aware of every rhythm, melody, harmony of the music, or sometime choose to make the music his own or her own slave and therefore add musicality, which is body activity, to the actual existing music.
そして、ダンサーは音楽のしもべになることを選択でき、それ故に音楽のリズム、メロディ、ハーモニー全体を意識することになります。またあるときは音楽の方を自分のしもべにしようとすることを選択でき、それ故に、実際流れている音楽に自分の音楽性を与える(それはボディの活動なのですが)ことになります。

01:40
First, how do we assess if a dancer is musical?
最初に、あるダンサーが音楽的であるかどうかをどのように評価するのでしょうか。

First point for me is I need to recognize the dance, I need to recognize what is the rhythm, what is the dance even without music.
私にとっての最初のポイントは、なんのダンスなのかを認識する必要があります。なんのリズムなのかとか、音楽がかかっていなかったとしても、なんのダンスなのかを認識する必要があります。

02:05
If I’m taking the waltz for example, I believe the big difference between dancing just one-two-three, one-two-three, one-two-three and ???.
ワルツを例に取ってみると、単にワンツースリー、ワンツースリー、ワンツースリーとだけとは、大きな差があると確信しています。

This moment in timing, I am in timing, possibly with the music.
この瞬間、私はおそらく音楽とタイミングが合って踊っています。
But I feel the awareness of dancing one, two, &, one, two, &, …
しかし、ワン、ツー、アン、ワン、ツー、アン、...と踊る意識を感じています。
This already creates the different clarity to the effect of the waltz.
これはすでにワルツの効果に明らかな違いを及ぼしています。

That is very important aspect for me as a judge.
これは審査員としての私にとって非常に重要な側面です。
Can I see, can I identify the dance?
私にとってなんのダンスなのか、区別できるのか?
So, it is not now only about dancing one-two-three but it is about the ability of a dancer to make a see and for us to recognize if the dancer is in effect using a waltz character to the dance.
そう、このことは単にワンツースリーと踊ることについてだけでなく、ダンサーがそれを見せる能力と、そのダンサーがダンスに対してワルツらしさを効果的に使っているかどうかを我々が認識できるかどうかに関係しているのです。
So whatever step the dancer is performing, do we see the actual waltz feeling to it?
だから、そのダンサーがなんのステップを踊っているかにかかわらず、われわれがそのダンスに対して実際にワルツのフィーリングを見ることができますか?
It is very different from only dancing one-two-three.
それこそが単にワンツースリーと踊ることとの大きな違いなのです。
I can dance without expressing that.
それを表現することなしに私は踊ることが出来ません。

Musicality in the Tango
タンゴにおける音楽性

04:00
Same if we relate this to the Tango.
タンゴについても同じことが言えます。
Very often, you can see very nice dancers dance in very clear timing, and this is of course very good.
頻繁に、あなた方は大変優れたダンサーたちが大変正確なタイミングで踊っているのを見ることができますし、それはもちろん大変良いことです。
But there is also possibility again of creating a clearer identity to it.
しかし、繰り返しますが、そのダンスに対して、より明確な違いを創りだすことも可能なのです。
So can we actually see the tango in our rhythm perform?
われわれが自分のリズム的演技にタンゴを実際に見出すことができるか?
Which is different?
どう違うのか?

This is the point.
これこそがポイントです。
We are here to together discuss how can we see a difference, when we judge, between a dancer is on time and a dancer is also musical.
われわれが審査するとき、単にタイミングがあっているだけのダンサーと、さらに音楽的でもあるダンサーとの違いを見分けることができるかどうか一緒に議論するためにここにいるのです。

      • -Demonstration

Even without music, a performer can be musical.
全然音楽がかかっていないとしても、演技者は音楽的であることは可能です。

      • Short break
一休み

Musicality in the Waltz
ワルツにおける音楽性

06:00
When I listen, when I look as a judge, I do want to see the ability of a dancer to let it see, let it the waltz.
私が審査員として見たり聞いたりするとき、それをらしく見せる、そのダンスをワルツに見せるダンサーの能力を見たいのです。

      • -Demonstration

7:00
I can choose to dance to the same piece of music in maybe not so musical.
同じ曲に合わせて、それほど音楽的ではないように踊ることを選ぶこともできます。
I would try. It is very difficult for me because I was too musical for many years.
やってみましょう。ただそうするのは私にとって大変難しいのです。なぜなら私は長年音楽的であり過ぎたからです(笑い)。

      • -Demonstration

Did you see the difference?
違いがわかりましたか?
It is not easy to dance .. it, but action is more flat.
そういうふうに踊るのは易しいことではありませんが、しかし動きがより平板です。
Immediately if you remove the music, we are not necessarily sure this is the waltz.
もし音楽をかけるのをやめたら、必ずしもそれがワルツだと確信できないでしょう。
We may recognize all steps, but we may not actually recognize it is the waltz.
ステップすべてを認識できるかもしれませんが、実際にそれがワルツであることを認識しないかもしれません。
This is for me the first aspect when I judge, when I assess musicality.
これが私が審査する、私が音楽性を評価するときの第一番目の側面です。
Can I recognize from the performer to dance?
ダンスを演じている者から音楽性を認識できるでしょうか?
Can I see the musicality of the dance expressed through his body even without music?
音楽がかかっていないとしても、ボディを通して表現されたダンスの音楽性を見ることができるでしょうか?

Musicality in the Tango
タンゴにおける音楽性

08:45

      • -Demonstration

10:40

Tango feels normally (it). It may be easier to recognize the dance even without music because of course they are higher energy.
タンゴは通常それを感じさせます。というのはもちろんより大きなエネルギーを持っているために音楽がなくてもそのダンスだということを容易に認識しうるからでしょう。

But again can you recognize musicality in it?
しかし、もう一度言います、あなたはそのダンスの中に音楽性を認識できるでしょうか。

Or is the dancer moving just on time?
あるいはダンサーは単にタイミングに合わせて動いているだけでしょうか?

Just respect on correct timing, but not really expressing all the different layers?
つまり正確なタイミングに忠実に、しかし実際は、(音楽性の)異なった側面の重なりすべてを表現はしていないという意味で。



Musicality in the Foxtrot
フォックストロットにおける音楽性
12:00

(未翻訳)

Musicality in the Viennese Waltz
ヴィーニーズワルツにおける音楽性
17:40

(未翻訳)

Musicality in the Quickstep
クイックステップにおける音楽性
19:52

(未翻訳)

22:58
Swinging

(未翻訳)

Second Aspect: Musical Structure
第2番めの側面:曲の構成

25:00
Are dancers aware of musical structure?
ダンサーは曲の構成を意識しているか?

  • 2-bar structure (1st bar is a question, 2nd bar an answer
2小節構成 (最初の小節が質問、2小節目がそれに対する答え)
  • 4-bar structure (1st two bars for question, 2nd two bars for answer)
 4小節構成 (最初の2小節が質問、次の2小節がそれに対する答え)
  • 8-bar structure (is a phrase. like talking,
 8小節構成 (この構成は会話のような章

I am not saying a dancer must always only follow the structure.
But they must be aware of it.

Foxtrot
27:50

Waltz
29:00
A dancer must be aware of the structure.
We, as judges, must be aware if we can see if a dancer is aware of it.

32:30
I am going to change the time when starting this.

33:24
As a dancer, I chose to change the energy of it.

Tango
35:30

37:30
I am not dancing every bar with the same energy.
始める小節によってアクセントを置く場所が異なる。音楽がかかっていないとしても
どこにもアクセントを置かないで踊るのは間違いだというわけではないが、音楽性に乏しい。

Foxtrot
39:00

Tango
44:25

Quickstep
46:20

49:25
It helps breathing.
Breathing is harmonized to music
呼吸は音楽に調和しています。

Conclusions
まとめ
50:50
These are two points I would like to share with you.
皆さんと共有しておきたい2つのポイントはこれです。

Musicality is not only these two points but these are very important and help us all to recognize and evaluate the quality of musicality in dancers.
音楽性というのはこの2つのポイントだけではありませんが、これらは大変重要なものであり、われわれ(審査員)がダンサーたちが持つ音楽性の質を認識し、評価するための助けになります。

First aspect
最初の側面

Can I see the character of the dance when I see the performance?
演技を見ているときそのダンスの特性を観察できるか?

Would I be able to recognize the dance even without music?
音楽がかかっていないとしても、そのダンスを認識できるだろうか?

Second aspect
2番目の側面

Is the dancer aware of musical structure?
ダンサーは音楽の構成を意識しているか?





  • 最終更新:2015-02-15 16:23:13

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