ボールルームダンスのフィガーの分類の歴史について


そのため、論より証拠で、ISTDの分類について、ボールルームテクニックのエディションごとに、出版年と、どのフィガーがどれに分類されていたのか、そして現時点の最新のエディションではどうなっているのかを整理したサイトがありますので、英語ですがご紹介しておきます。



このホームページの右にある、History of the ISTD Syllabusというところの種目名を、クリックしてみてください。


ご紹介したサイトのHistory of the Syllabusをみると、以下のような頻度で改定されていることがわかります。

第2版  1950年
第4版  1955年
第6版  1966年
第8版  1976年
第10版 1994年 (現時点の最新版)

第10版以降は改定がされていないようですが、第8版までは、5年くらいで新しい版が出版されていたようです。

なお版別のフィガーのリストには、サイトの管理者の方により

 初めて掲載されたフィガーに◇
 初めて掲載された組み合わせに*
 レベルをダウンしたものに▽
 レベルをアップしたものに△

というように印がつけられています。

たとえばタンゴで言うと、ベーシック・リバース・ターンは第2版では、Bronzeになっていたのが、徐々にレベルが上がっていき、第8版ではSilver、第10版ではGoldになっています。

一方、フォー・ステップは、第2版から第10版に至るまで、Silverのままです。

ファイブ・ステップは第10版で初めて掲載されていますので、ひょっとしたら今後の版でSilverに分類されるかも。

こうやって見ていくと、単純に、易しいフィガーは下のほうに分類され、難しいフィガーは上のほうに分類されるとは限りませんね。

それにしても、ベーシック・リバース・ターンがBronzeから徐々に上がってGoldに分類されたという事実には驚きます。なぜなんでしょう。



議論があった Four Stepについては1950年の第2版ですでに出てきているのに対し、Five Step については、1994年の第10版(最新版)に初めて出てきています。

Five Stepが採用される際の経緯についてNotesに書いてありましたので、引用しておきます。

Notes
The Five Step is not listed in our 1955 or 1966 editions of The Revised Technique by Alex Moore. However, it earned high praise in Popular Variations by the same author: "This is one of the best ideas for years.[...] Has excellent character, and is easy to teach."
It is outlined in Tango Variation #41, and is also featured in amalgamation #43.

Interestingly, its first description in Popular Variations features an alignment that we today would call a Reverse Five Step. We surmise that the similarities to the Four Step were soon discovered, and it was thus codified in its current alignment.


  • 最終更新:2016-08-07 22:24:29

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