バレエとの関係



りんこさん


あとのほうに引用したりんこさんの疑問に対して参考になるかも。

1875年に出版されたダンスインストラクションマニュアルにこういうのがあります。


これの61ページに足型図があります。


この足型図の説明が前のページ60ページにありますがそこから一部抽出したものを以下に示します。

THE FIVE POSITIONS IN SOCIETY PRACTICE
社交ダンスにおける5つの足の位置

The five positions as illustrated in diagrams (p. 61), are turned outward at right angles.
61ページの図で示したようにそれら5つの位置では足をお互いに直角に外旋させる。

In society dancing, they may be turned at this angle or a little less.
社交ダンスにおいては、それらはその角度あるいはやや少なめにしてもよい。

In stage practice, they are turned out straight.
ステージにおけるダンスの場合はそれらは外旋して直線にする。


舞踏会でのダンスにおいては図で示すように足をそれぞれ45度ないしもう少し角度を狭くしてもよいが、ステージでのダンスでは足をそれぞれ直角に開かなければならない、ということじゃないでしょうか。ですからバレエと社交ダンスは基本的技術としては同じダンスだったと考えられませんか。


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りんこさん コメント

社交ダンスの本に、このような足のポジションが記されているとは、
新鮮な驚きです。本当にtamaさんは情報の宝庫だわ♪

ご質問の件についてですが、
厳密に言えば、バレエの足のポジションではありません。

記載されてる図は、股関節の外旋角度が45度における足の位置ですよね。
バレエの足のポジションは、股関節が90度外旋します。(・・っつーか、
そうなるのが理想。一般愛好家でそこまで出来る人はあんましいない)

人間の股関節の外旋する範囲は、個人差はあれど通常45度だそうで、
バレエの場合、それが90度外旋できるように訓練します。

でも、その点を除けば、紹介されてる図はバレエの足のポジション
そのものです。(人によっては「違う」と言うかも知れないけど、
私は基本的には同じと思う。すいません、はっきりしない文章で)

あの図は爪先の方向が左右に45度ずつですが、爪先の方向を左右に
90度ずつ開けば(左右あわせて180度)バレエの足のポジションに
なります。

ただし、記載されてる図の4番ポジションはバレエの4番とは
足の位置が違います。
6番目にクローズドポジションと記されてるのが、バレエの4番
ポジションの位置になります。

※4番については、単にナンバーの違いだから大したことないん
 だけど、ちょっと2番ポジションが気になりました。
 バレエは左右対称ですが、あれは右足の方が、左より、やや
 開き気味ですよね。
 もしかしたらそこに、なにかしら社交ダンスの特性があるのかも?
 と考えたりしてます。


ルネサンス~バロックの社交ダンスの動画を見たとき、股関節をバレエ
ほどには外旋させてないのには気がついていましたが、「そっか!そう
いうわけだったのか!」って気分です。

そこでまた謎が出てきてしまったのですが・・・・・・・

川北さんが「バレエの足のポジションは爪先を左右に180度・・・」とか
書いてて、それが難しいから自然な足の使い方・・・ってふうに書いて
らしたと思う・・・(すいません、元の文章が分からなくて)

でも、tamaさん紹介の足のポジションの図は、股関節を90度外旋させて
のバレエのポジションではない。
人間本来が持ってる股関節の稼動域の範囲内での、バレエと同様の足の
ポジションです。

それは長い訓練が必要な難しい足のポジションではなく、自然な足の
ポジションだと思うのだが・・・・・

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  * MLNo.52880   tamaさん  (3) 2009/08/17 23:35  [削除する][メール表示する]
     りんこさん

    要するに、バレエから社交ダンスが分かれたんじゃないかと思います。



  * MLNo.52883   "りんこ"さん  (3) 2009/08/18 01:02  [メール表示する]
     りんこです。

    tamaさん:

    どうやらそのようですね。
     他の方面からの、ダンスとバレエの共通性もあるし。

    社交ダンスのスタンダードとクラシックバレエは、上体の作り方、
     使い方に共通するものがあります。
     どっちも上体をスクウェアに整えて、股関節・膝・足首などの
     屈伸によって、そのまま移動させるという点で。

    これは双方とも、女性がコルセットで上体を固めてる時代に生まれた
     ダンスだから・・と、最初のバレエの先生に教わりました。

    でも、足のポジションの共通性を見ると・・・・・
     同じ時代に生まれた・・なんて薄味な関係ではなくて、もっと濃い
     関係だったのかも知れませんね。


    ところで、バレエとスタンとラテンと、その共通点相違点を
     比べてみると面白いです。

    上体の作り方、使い方は、バレエとスタンが共通。ラテンは違う。
            (※モダンバレエではラテンのような使い方もする)

    体重の乗せ方は、バレエとラテンは一気乗り。
             スタンは徐々乗り。 

    足の使い方は、バレエとラテンは爪先から接地。
            スタンは踵から接地。

    股関節は、バレエとラテンは、常に外旋状態。
          スタンはステップの関係で外旋するところもあるけど、
          基本的には爪先は前方。
          (そういやスタンって、外旋も内旋もするのね)


    こうして書き出してみると、ラテンの方が共通項が多いようですが、
     踊りの持つ雰囲気は、バレエとスタンが似てると感じます。
     お姫様に似合うダンスって点で。



  * MLNo.52928   tamaさん  (3) 2009/08/23 20:49  [削除する][メール表示する]
     りんこさん

    社交ダンスとバレエとの関係が何かの文献に書いていないか、探してみました。
     いまのところ探せていませんが、社交ダンスの文献で、バレエの起源について書かれている章を見つけました。

    http://memory.loc.gov/cgi-bin/query/r?ammem/musdibib:@…%28NUMBER+@…%28musdi+178%29%29

    99ページに書いてありますが、バレエってむかしは男性だけが踊っていたんですね。それが1861年に初めて女性のバレエダンサーがでてきたとのこと。

    http://memory.loc.gov/cgi-bin/ampage?collId=musdi&fileName=178//musdi178.db&recNum=100&itemLink=r%3Fammem%2Fmusdibib%3A%40field%28NUMBER%2B%40od1%28musdi%2B178%29%29&linkText=0

  • 最終更新:2009-08-24 06:48:18

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