ジャイブのリズム

tamaさん よしりんさん こんばんは

土俵が変わりましたね。
私も考えていることを書いてみます。
みなさんの意見が違うというのではなく、違う面もあるし、賛成できる面もある、という程度で聞いてください。
またまた長~いレスになると思いますが・・・

まずジャイブというカテゴリーの曲はありません。手頃な早さのトロット系、スイング系、ロック系の音楽で踊ります。
社交ダンスですからその時々に流行っている曲で踊ります。ですから時代に敏感だし、時代を反映していきます。
ジャイブの前身はジルバ、ジルバの兄弟関係にあるのはリンディーホップ、大ざっぱに見てこのように考えられます。

ジャイブは1940~1950年代にかけて英国で、アメリカ兵が持ち込んだジルバを洗練させたものとして発展しました。
と言うことになっています。
当時はまだロックンロール音楽が浸透していなかった時代ですから、爆発的な流行を見せていたスイング系のジャズで踊りました。

歴史的なことはほどほどにしますが、現在主にジャイブとして踊られているのはロック系の曲が多くなりました。
でも、スイング系も多いのですが、多数派はやはりロック系です。社会的に受け入れられているからでしょう。
音楽的にはどちらもブルースから派生したものと考えられます。

みなさん楽器をこなせる方ですから音楽に造詣が深く、釈迦に説法だと思いますが・・・
スイングは身体を振る感じ、ロックは身体を揺する感じ、と言われていますが、その違いはどこにあるのでしょう。
アウフタクトとも言いますが、強拍の前、1拍目の直前ですから前の小節の最終拍(4拍目)にアクセントを置いたものです。
アップビートという言い方もありますが、さらにシャッフル感、跳ねる感じにしたものがスイングやロックです。

ドン、タッ、ドン、タッタ、のうち下線部分の最後のがタがこれに当たります。
そしてこのタがアウフタクトになっていて次の小節の第1拍につながることになり、独特のシャッフル感を与えています。
さらに最後のタの部分を小節の最後のどこに持って行くかが付点8分音符と16分音符の組み合わせ、あるいは中抜き3連符の意味なのです。
これらはtamaさんの書かれているように楽譜の左上に指定されています。
でもこれは=で結ばれているように、あくまでも8分音符が2つ書かれているときは、このようなリズムで演奏しなさい、と言うことなのです。

で、どれだけの違いがあるかというと付点タイプで 3と3/4拍後、3連中抜きタイプで 3と2/3拍後ですから、付点タイプの方が次の拍の頭により近いのです。
ここが近くなるほどスイング感が薄れていき、離れていくほどスイング感覚がより強くなり、ロック風になっていきます。
3連符、3連符と言いますが、実際には4拍目、あるいは2拍目だけに中抜き3連符がが拍たれていることが多く、全部の拍が3連符で拍たれているわけではありません。
ですから基本的には4拍、4ビートであり、4ビート=3連符と決めつけられないと思います。
全部を中抜き3連符で拍つとブギウギのリズムになってしまいます。また全部を同じ調子で拍つと2拍子に聞こえてしまいます。

同じ理由からテキストなどの解説に不備があるということではないと思います。
4拍子を基調とした解説ても構わないのではないでしょうか。
音楽の専門家でもないダンス愛好家に3連符の概念を持ち込み、だからQaQのリズムの取り方が違うと言うのも酷な話しです。
第一この差はじっくり聞いていれば感じられるものの、聞き分けたり、見て違いが分かったり、まして違いを踊り分けることは至難の業なのです。

ジャイブで踊る曲のテンポを40(小節/分)としますと、4分音符に換算して160,1拍の時間的長さは0.375秒、跳ねるリズムである16分音符で0.094秒、3連符の1つで0.125秒ですからその差は僅かに0.125-0.094=0.031(秒)なのです。
この差を聞き分け、見分け、踊り分けられますか・・・

音楽の専門家でも困難な違いを、一般のダンス愛好者に、QaQは3/4+1/4だとか、2/3+1/3なんだから貴方の踊りは間違ってるなんて私には言えません。

実際に演奏しているときには、ミュージシャン(とくにベーシスト、ドラマー)がこの感覚を表現しています。
微妙な人間的感覚なのでダンスホールなどでのステージ演奏ではよく分かります。
CDなどに収録されている音楽ではタイムベースが使われているようで、リズムは正確だが暖かみがないなどと評されますが、人間的な感覚による不正確さがユラギとなり、かえって音楽性を高めていると私は思います。

  • 最終更新:2009-10-18 20:03:39

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