クラウド型ストレージサービスを利用した動画の再生

ここ数年無料のクラウド型ストレージサービスが、Drop Boxをはじめとして、Suger Sync、Sky Drive、Google Drive、N Drive、Yahoo! Boxなどが続々と出てきています。残しておきたいファイルのバックアップや、他の人とのファイルの共有をすることができます。ストレージ容量を増やす場合は有料となりますが、とりあえず無料のままでもかなりのことができます。

それぞれストレージ容量やオフィス文書との整合性や、クラウド上での文書の作成編集など、いろいろな付加価値をつけて特長を出し、生き残りをかけていわば戦国時代の様相を呈しています。

私もDrop Box、Suger Sync、Sky Drive、Google Driveなどを使ってみました。

MS WordやMS Excelなどの文書との親和性から言うと本家本元のMicrosoftのSky Driveでしょう。もちろん画像もダウンロードせずに見ることができます。しかしMicrosoftは口をつぐんでいますが、Sky Driveの場合は、アップロードした動画を再生しようと思うと、いちいちダウンロードする必要があります。

その点、Google Driveはアップロードした動画をダウンロードせずに見ることができますので、ダンスなどの動画を保存したり再生するのに好都合です。

今のところクラウド上のストレージに保存したまま再生できるのはGoogle Driveだけです。しかもアップロードできる動画のファイルフォーマットには、WMV、MP4、FLVなどポピュラーなフォーマットがカバーされており、保存するときにフォーマットを変換しなくても構いません。

ただし再生するときはいずれもYou Tube ライクな画面で表示、操作することになりますが、YouTubeを使える方なら問題はないでしょう。感じを掴んでいただくために、tamaが作成したお試し版を公開しましたので、以下のリンクをクリックしてみてください。


なおブラウザにGoogle Chromeを使用している場合は、ファイル単位だけでなく、フォルダーごとアップロードすることができます。
これもSky Driveにはない利点です。

ただし、いずれのサービスも、ユーザーの不満を取り込んで少しずつ改良を行っていますので、あくまで2013年1月時点の評価です。



  • 最終更新:2013-01-20 20:34:46

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